カンボジアでの不動産所有権移転の手続き、方法

カンボジアでの不動産所有権移転の手続き、方法

所有権移転とは、不動産の購入や売却した後に必要な手続きです。紛争を避けるために売主と買主の両方がこの手続きを知っておく必要があります。

所有権移転は元の土地所有者が契約書などの法的な書類を確認しながら行われます。

ここでは法的手続き、ハードタイトルとソフトタイトルの手順の違いを説明します。


所有権移転の種類

  • 土地売買契約
  • 贈与/寄付契約
  • 承継(法律による一人以上の者からの権利義務の移転)
  • 合意による相続


移転手続きの手順

1)土地管理局の承認

当事者双方が物件のある市区町村の土地管理・都市計画・建設・土地管理局に行き、当局や証人の前で書類に記入します。

必要な添付書類は、

  • 売買契約書
  • 贈与/寄付の書状
  • 身分証明書(Municipality/District/Khanで認められたもの)
  • 婚姻証明の謄本写し(夫婦間で譲渡する場合)
  • 婚姻・独身・既婚・離婚の状態が証明できる書状
  • その他必要な書類(必要な場合)


2)コミューン/サンカットの承認

管理局で書類を完成させた後、物件元所有者は物件の所在するCommune/Sangkat当局に書類を持って行き、全ての書類の合法性を確認した上で押印する必要があります。


3)土地測定

物件の元所有者は上記2の書類を土地役場に持ち帰る必要があります。その後、係官が現地を検査・測定し、その他関係書類を作成します。


4)土地台帳記録に関する認可チェックと納税

上記の手続き3の完了後、ハードタイトル(登記された土地)の物件元所有者は自治権を持つ都市、市、地方自治体の土地管理、都市計画、建設、および土地台帳に関する記録を管理する部署にすべての書類を持って行きます。

土地台帳記録を管理する役員が書類を作成します。書類に不備がなければ担当官は土地台帳記録に関する手数料や、不動産が所在する税務部署で固定資産税を支払うように指示します。

一方、ソフトタイトル(未登記地)の所有者は上記3の手続き完了後に土地管理局が書類を作成後、4%の登録免許税を納めることになります。

4%の登録免許税は、ハードタイトル・ソフトタイトルともに不動産の権利移転に課税されます。しかし、 決議文No.04 SSRによると、以下のような譲渡の場合には免除されます。

  • 実の親子間での譲渡
  • 夫婦間
  • 実の祖父母と孫間


5)タイトルの名義変更

ハードタイトル所有者の場合、すべての税金を支払った後、コンピューターシステム上で役員が所有者の名義変更をできるようにするため、所有者は再度すべての書類を土地台帳記録管理部署に持参しなければなりません。そして全ての手続きが完了した後、新しい所有者がタイトルを受け取ることになります。

ソフトタイトル所有者(未登記の土地)の場合、納税領収書を土地管理局の役員に確認してもらい返却します。Khan省庁での場合のみ、新所有者への所有権移転を完了させるる必要があります。その際、新所有者には所有権移転が適切に行われた旨の表題伝達書のファイルが送られてきます。


参考元:Construction Property



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA